愛&ハート221号

愛&ハート221号 page 3/8

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今年はニュース等で暖冬と言われており、そこまで寒くはないと感じていましたが、突然寒くなりました。皆さまは、急激な気温の変化で体調を崩されてはいませんか?児童部では、インフルエンザの発症もなく、子ども達....

今年はニュース等で暖冬と言われており、そこまで寒くはないと感じていましたが、突然寒くなりました。皆さまは、急激な気温の変化で体調を崩されてはいませんか?児童部では、インフルエンザの発症もなく、子ども達も元気に過ごしており、ホッとしているところです。さて私は、愛の家で働いて三年目を迎えようとしています。今回、原稿を担当するにあたり、改めて愛の家での三年間を振り返ってみたいと思います。まず一年目。先輩職員の皆さまに大変お世話になった年でした。日常業務・書類の作成等といった業務を丁寧に教えていただいたり、困っていることがあれば的確なアドバイスやフォローをしていただいたりと、安心して業務を行なうことができました。また、アドバイスだけでなく、自分で考え・行動することの重要さを教えて頂けたことは、大きな収穫であったと感じています。二年目。児童部から成人部へと異動となり、今までお世話になっていた先輩と違う部署となって不安で一杯でしたが、異動先の先輩方にも一年目の時と同じように接していただき、初めに抱えていた不安も徐々に和らぎ、不安なく業務を行なうことができました。又、利用者の方との関係性も築くことができ、楽しく業務に励むことができました。三年目。再び一年目にいた児童部に戻り、元気いっぱいの子ども達、そしてお世話になった先輩方や頼もしい後輩達に囲まれています。一日でも早く先輩方の様に、後輩に安心感を持ってもらえる様な人になりたいと思い、日々業務に励んでいます。福祉業界は〝コミュニケーションの仕事であり連携が大事である?とよく言われています。しかし、関係機関のみならず〝職場内のコミュニケーションや連携も非常に重要である?という事を、私自身学びました。私をここまで育ててくれた先輩方への感謝の意を込めて、拙い文章ではありますが、原稿を書かせていただきました。最後までご拝読ありがとうございました。三年間を振り返ってみて三年間を振り返ってみて新しい年を迎えて新しい年を迎えて工房みさきでは、毎年恒例の年頭行事で利用者さんと一緒に近くの産土(うぶすな)神社に初詣に行く事にしています。産土神社は青垣山の中腹にあり、辿り着くまでは田んぼのあぜ道を通ったり、急な坂道を登ったりとけっして楽な道ではありません。足の弱い利用者さんもいれば、車椅子に乗った利用者さんもおり、みんなが助け合いながら神社の境内を目指して黙々と登って行きます。その様子は微笑ましくもあり、とても素晴らしく感じます。みんなで協力し合って境内に到達した時の達成感は、一人で登る時よりも更に多く味わえる事でしょう。この事は、工房みさきの仕事の形態と似ており、スタッフと利用者さんが行なうチームプレイの業務はこういうところから、培われているのかも知れません。産土神社の本殿は更に境内の急な石段を昇ったところにあり、石段を昇って参詣する人、石段を昇らずに手前から参詣する人、おみくじを引く人等それぞれですが、みんな何を願っているのか多少気になったりするのは、私だけでしょうか。参詣の後は、みんなで振る舞いの甘酒をご馳走になりました。ほどよく身体も温まったところで、宮司さんに御礼を言って、登ってきた急な坂道を下って、帰路につきました。このようにして、工房みさきの一年が始まりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きぼうスタッフ中道誠也工房みさきスタッフ秋岡由紀穂愛&ハート2016年2月221号3