愛&ハート225号

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ボトルとキャップに分けます。 アルミとペットボトルは納品時の車両への積込量を増やす為に踏み潰して袋へ入れます。袋入れした物を車に積み込む、運送、荷降ろし(納品)と、ざっとですが10以上の作業工程を、利用....

ボトルとキャップに分けます。 アルミとペットボトルは納品時の車両への積込量を増やす為に踏み潰して袋へ入れます。袋入れした物を車に積み込む、運送、荷降ろし(納品)と、ざっとですが10以上の作業工程を、利用者の得意分野を生かすように役割を担ってもらったり、体調やメンタルの調子にあわせて、乗車活動、屋内作業、休憩など個々のペースで作業ができるよう工夫して支援を行っています。 作業を通して「最近はコーヒー缶がスチール製からアルミ製に変わってきた」、「ペットボトル容器が増えてきた」等、世相が見えたりします。又、売上金は全利用者の工賃になりますが、その買取り価格は年々下落しており、例えば2年前アルミの買取り価格が1 ㎏当たり120円を超えていましたが、今年は90円台となっており、利用者の収入にも影響がでています。 リサイクル作業での売上(工賃)よりも、それにかかるコストの方が多大ですし、特に私の担当する作業班は天候の影響を受けやすく、決して快適な活動環境ではありませんが、毎日作業に勤しむ利用者のやりがいに繋げるべくサポートを行っています。 愛の家の近くへお越しの際は、敷地内にある2台の自動販売機で1杯(本)の休息をとっていただき、その空き缶やペットボトルをリサイクルへお回し下さい。自動販売機とリサイクルの売上貢献へとつながります。 どうそご協力よろしくお願いします。 4月からグループホームに配属となりましたが、〝スタッフが利用者さんに食事の提供を行う?といった他部署とは少し違ったところがある為、調理が苦手(=料理がヘタ)な私は焦燥感でいっぱいでした。 私が受け持つ利用者さんも新人の私には多すぎて、研修期間中(前年度)とは違って失敗しては叱られ、教えてもらい、でもまた失敗して叱られの連続でした。 しかし先輩方は何度も親身に教えて下さり、利用者さんも戸惑っている私をやさしく受け入れてくれました。そんな先輩、利用者さんの優しさに励まされ、今では仕事も調理もようやく普通にこなせるようになって、とても有意義に仕事に取り組ませて頂いています。利用者さんとも徐々にではありますが、信頼関係を築けていると思います。 今年は、グループホームの一員として運動会に参加させて頂きました。 利用者さんも運動会を楽しみにしていて、前日まで「運動会の日晴れるかな? 大丈夫かな?」と心配していましたが、当日は快晴でした。 普段、グループホームは全体で集まる機会が少なく、職員と利用者さんが大勢集まる運動会の開催を皆さんとても喜んでいました。そんな利用者さんの姿を見て、私も嬉しく思いました。 運動会が盛大に開催でき、そしてみんなで楽しめたのは、ボランティアや地域の方々のご協力があったからこそだと思います。又、運動会は毎年の恒例行事となっていますが、それも先輩の方々が頑張ってきてくれたおかげだということも感じました。 先輩に指導を受けながら日々成長し、周りを大切にし、利用者さんに楽しみを提供出来る様、これからも精進していきたいと思います。やる気を出させる支援を目指してかがやき(工房たんのわ)スタッフ城間 陽子グループホームスタッフ木又 早紀愛&ハート 2016 年11 月 225 号3