愛&ハート226号

愛&ハート226号 page 5/8

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グループホーム あけましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 さて、新しい年が始まりましたが、昨年の課題等を振り返りながら、今年の抱負・目標を定めて行きたいと思います。私自....

グループホーム あけましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 さて、新しい年が始まりましたが、昨年の課題等を振り返りながら、今年の抱負・目標を定めて行きたいと思います。私自身のことですが、4月の就任以来、特に戸惑ったことは、業務内容の把握や個別事例についての支援や手続き等、都度に対応しなければならない事が多いところです。日々の業務に追われながら、地に足がついていない状況でした。しかし、その状況も職員間での話し合いや、助け合いにより、少しずつ役割分担もでき、まだまだ不十分ではありますが、手ごたえを感じられるようになってきました。 グループホームの支援の現場は、基本的に単独での配置となっているので、自身で判断しなければならないことがあります。困った事や難しい判断に迫られたときに、安心して相談できる場所や環境がなければ、孤立してつぶれてしまうことや、ともすれば不適切な支援につながってしまう事もありえます。 今年の目標は、利用者さんの声を聴くことは当然ながら、支援者個々の声にも耳を傾けること、自身が考えていることや困っていることも、必要に応じて情報提供し、透明性のある職場環境を作っていきます。そうすることで、それぞれが自身の役割や責任性において、主体的に考える力につながるよう、めざしていきたいと思います。みらい 新年あけましておめでとうございます。 昨年愛の家『みらい』では54名の特定相談利用者さんの計画立案、1名の地域移行支援に携わりました。利用者さんそれぞれに生活の中で感じる『○○づらさ』に寄り添い、それぞれの希望する生活の実現に向けた取り組みに少しでも関われた事に相談専門員として大変嬉しく思います。 また昨年も地域へのアプローチやアウトリーチに取り組み、当事者主体の2つの地域活動の場の実現に、地域の社会福祉協議会やサービス提供事業者と共に協力できました。 1つは平日の日中に外出する行き場所が無く、閉じこもりがちになってしまう方が活動できる場。もう1つは休日に安心して過ごせる場を求めている方への活躍の場です。この2つはどちらも現在の福祉サービスのネットーワークの網目からはすり抜けてしまいがちな地域課題になります。 『生きがい』『他者の為に何かしたい』という思いは障がいの有無に関わらず誰もが感じている事だと思います。そんな当事者の声から始まった2つの地域活動の場を今年も継続できるようサポートしていきます。 地域にある相談支援事業所として当事者主体の相談援助(特定相談・地域移行支援・一般相談)に取り組み、『相談してよかった』と少しでも感じてもらえるよう愛の家内外へ活動の幅を広げられるよう取り組んでいきます。厨 房 新年あけましておめでとうございます。 昨年は国内外において著しく様々な変化が起こっておりましたが、『愛の家』厨房内においても様々な事象に翻弄されつつ、無事の年越しとなりました。 代表格としては、未だ記憶に新しい師走に突入した途端の出来事…。 15年働き続けてくれたコンベクション(オーブン)が遂に、何の前触れも無く突然!天寿を全うしてしまったのです?その時の衝撃たるや筆舌に尽くしがたく…とは大げさかも知れませんが、焼き物作りに重要なポジションを確立している機材だっただけに、予定していた献立を変更したり、調理に不便が生じたり、新しいコンベクションが届くまでは落ち着かない日々でした。 愛の家の歴史と共に、当然ながらあらゆる機材も長きに渡って日々を走り続けている状態です。今後も不具合や不調が発生する可能性は大いにありますが、生活の中で『食事』は決して欠かせない事柄です。ご利用者さんに安心・安全な食品を美味しく召し上がって頂く為、懸命に働いてくれている機材を大切にしながら、臨機応変な対応を取れるよう日々努めて参ります。地域活動の場の一コマです。クリスマスでのケーキ作りの写真です。部門長 山本 裕之相談支援員 新留 暁大栄養士 松尾 明愛&ハート 2017 年1 月 226 号5