愛&ハート230号

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4 2017 年8 月 230 号 愛&ハート あいハート須磨では、安心で信頼されるサービスの提供ができるように、サービス向上の取り組みを行っております。今年度から部門別の3カ年計画(中期計画:平成29年度?平成3....

4 2017 年8 月 230 号 愛&ハート あいハート須磨では、安心で信頼されるサービスの提供ができるように、サービス向上の取り組みを行っております。今年度から部門別の3カ年計画(中期計画:平成29年度?平成31年度)を策定しましたので紹介させて頂きます。 特養ではさまざまな課題がある中で、この度、中期的な視点での取り組み課題として①「個別排泄ケアの確立」、②「個別認知症ケアの確立」、③「口腔環境の改善と常食化の推進」という3つの課題に取り組んで行くことになりました。(※「個別認知症ケアの確立」は研修等へは参加しますが取り組みとしては平成30年度から始まります) それぞれの課題の取り組みに共通していることは、課題解決に向けた取り組みを推進するための基盤を創る、課題解決のプロセスを学ぶというところにあります。 昨年度までは委員会活動として同じように課題解決に向けて取り組んでいましたが、一つの些細な事柄でも変えようとすると大掛かりになってしまうので中途半端になってしまったり、根本的に考え方から見直さないといけないような内容もありました。又、どうしてもじっくりと検討することができずにその場しのぎになってしまうこともありました。しかし、課題を解決するためには前を向いて進むしかありません。そして何よりも、取り組んでいく職員が問題意識を持ち、さらに意欲や興味・関心を持つことが必要となってきます。昨年度までは決められた委員会に参加していましたが、今年度の取り組みでは、まずはメンバーの募集から始めました。それぞれの課題に対して興味や関心を持っている職員でチームを編成し、名前も「◯◯委員会」から「◯◯プロジェクトチーム」としあいハート須磨・離宮前あいハート須磨の今年度の取り組みや活動状況について3回にわたりご紹介します。3 回シリーズ掲載て活動していくことにしました。 プロジェクトチームのメンバーで、理想を話し合い、それに向けてどのように取り組んで行くのかを検討していきます。まだスタートしたばかりですが、理想を語り合うことで何か新しい光が見えて来たような気がします。また、「やらされている」よりも「自分たちでやる」という気持ちを持つことが大切で、このプロジェクトチームからどんどん発信することで、メンバー以外の職員にも興味・関心を持ってもらいながら進めて行きたいです。まだ3年あるのか?もう3年しかないのか?3年後あいハート須磨が、どんな風になっているのか楽しみです。  地域支え合い推進員になって2年が過ぎました。私にとってこの2年間は、多くの出会いがあり、その出会いが自分自身を大きく成長させてくれました。高齢者宅への訪問活動をする中で、独居の方が多く、その中でも身寄りのない方、身内と疎遠な方が沢山いらっしゃることを実感しました。 「わしが死んだら誰か気づいてくれるのかな」、「もう何週間、いや何か月も誰とも話をしていない」、「何の希望も楽しみもない」そんなつぶやきを耳にします。中には愛する人を亡くされてから生きがいを失くしてしまった方、うつ症状で閉じこもりの方、どの方からも「誰かに話を聞いてほしい。そばにいてほしい。」そんな思いが強く伝わってきます。 私は、この出会いを通して地域で開催される『集い場』の必要性を強く感じました。一人じゃない、そこに行けば自分を待ってくれる人がいて悩みを分かち合える仲間がいる。ほっとできて笑顔になれる、そんな『集い場』を地域の方と一緒に作りたい。特養の中期計画の紹介第1回特養部門長原田 浩樹地域包括支援センター 地域支え合い推進員中井 幸子地域の方々と共に