愛&ハート230号

愛&ハート230号 page 6/8

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 夏空がまぶしく感じられる今日この頃、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 平素は当施設の運営におきまして、ひとかたならぬご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、神....

 夏空がまぶしく感じられる今日この頃、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 平素は当施設の運営におきまして、ひとかたならぬご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、神奈川県相模原市の「津久井やまゆり園」において、19人の命が奪われた痛ましい事件から1年が経ちました。 昨年、厚生労働省は第二次補正予算にて障害者支援施設等の防犯対策を強化するため、非常通報装置・防犯カメラの設置等、安全対策に要する費用について補助を行うとし、当施設においても防犯カメラの設置が完了いたしました。防犯カメラを設置することで100%事件・事故等を防げるわけではありませんが、防犯抑止力になることは考えられます。 さらに、事件等を抑止するだけではなく、起きてしまったことへの解決に繋がる証拠を記録しておくことが出来ます。防犯カメラを設置することで事件等の起きにくい環境にすること、また施設職員の防犯意識を高めることにも有効に活用できるのではないかと考えています。 今後も利用者さんの安全を第一に考え、安心して心豊かに過ごしていただけるよう努めてまいります。 利用者さんが笑顔で生活されているのを拝見すると私たちも笑顔になります。人間の脳は他人の笑顔を認識すると顔の動きをコントロールする指令を出し、笑顔をつくろうとします。笑うという行為は自分だけでなく、周囲の人をも幸せな気持ちにしてくれます。しかし、支援する職員に不安等があると笑顔になれず、その気持ちは利用者さんにも伝わってしまいます。 人は自分でコントロールできないことがあると不安になります。つまり自分で結果が予測できないこと、わからないことがあると不安になるのです。その不安を少しでも解消すべく人材育成に力を入れているところではありますが、厚生労働省の能力開発基本調査の結果からも、指導する人材が不足している・育成を行う時間がないなどの回答が50%を超えています。 また当施設では、育成担当者が勤務上の都合で日々変わってしまうという問題点があります。そのような際にマニュアルがあれば、常に同じ指導・育成を行うことができると考えられます。 今年度4月より改めてスタートしたマニュアル作成を継続させ、支援等サービスの質を安定させることに勤しんでまいります。利用者さんはもちろんのこと職員も笑顔で過ごせるよう、よりよい環境づくりを目ざし施設運営に取り組んでまいります。 今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。愛の家施設長川口 和寛● 平成29年10月22日(日) 10:00~(予定) ● 会場:愛の家 運動場恒例の運動会も今年で57 回目を迎えます。年々ヒートアップするスタッフ対抗リレーより広く、より長いコースを設定したいと思います。模擬店は、今や一番人気となった「かき氷」をはじめ、定番の「タコ焼き」、そして「工房みさきのパン」の出店を予定しています。今年も秋空の下、みんなで大いに盛り上がりましょう!手づかみOK! “パン食い競争”定番の“たこ焼 き”最後はみんなで “フォークダンス”一番人気の“かき氷”工房みさきの“おいしいパ ン”より良い環境づくりを目ざして第57回 愛の家 運動会空気入れがスタッフ泣かせ“大玉転がし”6 2017 年8 月 230 号 愛&ハート