愛&ハート231号

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愛の家アート展より2017.10.22で中止となりましたが、開催にあたって運動場整備や愛の家全体の草刈をしてくださったNTT労組ボランティアの方々には、厚く御礼申し上げます。今後とも施設運営にご理解とご協力を賜....

愛の家アート展より2017.10.22で中止となりましたが、開催にあたって運動場整備や愛の家全体の草刈をしてくださったNTT労組ボランティアの方々には、厚く御礼申し上げます。今後とも施設運営にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 さて、今回は愛の家『かがやき(成人部)』の事業を紹介します。 『かがやき』では、障害福祉サービス事業の「施設入所支援」、「生活介護」を行っています。支援等の内容ですが、「施設入所支援」は、主に夜間における入浴・排せつ・食事の介護、生活に関する相談及び助言、その他必要な日常生活上の支援を行っています。「生活介護」は、主に日中における上記の活動及び創作活動、生産活動の機会の提供、身体機能・生活能力向上のために行われる必要な援助を行っています。 『かがやき』には、入所部(定員30 名)と通所部(定員10名)があります。施設内で生活をされている入所部の利用者さんに対し、通所部の利用者は地域から通われています。基本的に日中活動は月曜日から金曜日までで土日祝は休日です。活動のない休日には、スタッフがいろいろとアイデアを出し合い、入所部利用者さんとドライブやレクレーション活動を楽しんでいます。 愛の家は『知的障害児施設』として1971年に開園し、46年の歴史があります。その中で『かがやき』は2001年9月に開所し、今年で17年目です。『かがやき』の歴史はまだまだ浅いですが、諸先輩方が築いてこられた良いものを残しつつ、現代のニーズや法に基づいた支援を行い、利用者の方々により良い暮らしを提供できるよう心がけています。 これからも職員一同より一層頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 愛の家の厨房は、安心・安全な食事の提供を心掛け、食の〝満足度向上?に努め、楽しい食事時間の提供を目ざしています。 食事サービスとして、朝・昼・夕の各食事を365日提供していますので、単調にならないよう変化をつける事に気を付けています。例えば、毎月の食事委員会では、利用者さんの様子はもちろん、支援現場のスタッフからの意見や要望を聞き、また厨房スタッフの意見なども交えながら、みんなでより良い食事時間が提供できるよう頑張っています。 さらに、毎月2回新メニューを提供しています。人気のある肉を使ったメニューや、魚などは利用者さんの声を活かした調理法で対応しています。いつもとは違った味付け・盛り付けのため、利用者さんからは様々な感想を頂きます。改善すべきところは、調理スタッフと話し合い、次に活かせるよう工夫しています。 また、支援学校の遠足や宿伯学習の時に持っていくお弁当は、子どもたちの顔を思い浮かべ、「この子はこれが好きやったなあ?、これは嫌いやったなあ?」というような会話をしながら、みんなで楽しく作っています。学校から帰ってきて「お弁当美味しかった。ありがとう!」と言ってもらった時には、苦労も吹っ飛び思わず微笑んでしまいます。 食堂で子どもたちから「今度の休みの日は、○○を作って?」と声を掛けられ、それを叶えてあげることができた時や、体調が悪くて調整食で対応してあげて元気になった時など、子どもたちからの「ありがとう!」の一言は、前向きになれるし、元気が出ます。そして「また、頑張るぞ?!」という気にさせてくれます。 このようなことを繰り返しながら、私達厨房スタッフは日々業務に取り組んでいます。これからも『利用者さんの食を預かる台所』として、心のこもった食事を提供していきます。栄養士 松尾 明『利用者さんの食を預かる台所』であるために新メニュー愛&ハート 2017 年11 月 231 号3