愛&ハート233号

愛&ハート233号 page 8/8

電子ブックを開く

このページは 愛&ハート233号 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
【発 行】 社会福祉法人 全電通近畿社会福祉事業団〒553-0003 大阪市福島区福島3-1-73TEL 06-6458-5723Website http://zendentu-kinki.jpFacebook http://www.facebook.com/zendentukinkiE-mail   jigyodan....

【発 行】 社会福祉法人 全電通近畿社会福祉事業団〒553-0003 大阪市福島区福島3-1-73TEL 06-6458-5723Website http://zendentu-kinki.jpFacebook http://www.facebook.com/zendentukinkiE-mail   jigyodan@silver.ocn.ne.jp【発行人】 理事長 嶋本 佳和「皆様の声」受付窓口全電通近畿社会福祉事業団では、社会福祉法第82条の規定に基づき、利用者家族の皆様等から「苦情」やご意見に適切にお応えするための体制をとっています。面接・電話・書面等どのようなかたちでも結構ですので、遠慮なく、お気軽にお申し出ください。■愛の家 ………………… 072-494-0123■あいハート須磨 ……… 078-737-2525■あいハート離宮前 …… 078-731-2130■事業団本部 …………… 06-6458-5723 少子化にともなう労働力人口の減少、雇用の流動化や多様化等により人材を確保することが非常に困難な時代になっています。これはどの産業にも当てはまるかもしれませんが、とりわけ今後も大幅な需要が見込まれる介護、看護等の業界では特に厳しい状況が続いています。 人材の確保は経営の存続に関わる最大の経営課題と言えますが、2年前に厚生労働省が発表した需給推計によると、2025年には約253万人の介護人材の需要見込みに対し、供給見込みは約215万人、その需給ギャップ約38万人の介護人材が不足するとされています。 そんな状況の中、事業団では昨年度新たな人材確保の取り組みとして、EPA(経済連携協定)に基づく外国人介護福祉士候補者の受入れ登録を行いました。EPAの枠組みの中での外国人介護福祉士の受入れは、インドネシア、フィリピン、ベトナムの3カ国が対象となっていますが、今回はベトナムを選定しました。12月にはハノイでの現地説明会に参加し、候補者たちに施設概要や労働条件、研修体制等について説明して参りました。 候補者たちは就労したい施設順に10施設選んで就労意向表を提出しますが、施設側もその結果を見て就労して欲しい候補者に順番をつけて受入れ意向表を提出することでマッチングが行われます。 今年度の候補者数は195名、一方施設の求人数は全国で750名と約3.8倍の非常に高い倍率になっています。今回、あいハート須磨、離宮前ではそれぞれ2名(合計4名)の受入れを希望していますが、そのハードルは高く4名全てを受入れることができるかどうかはふたを開けてみなければわかりません。 ただ、現地説明会では、通訳者を介してしっかりと施設の特徴を伝えることができたと思いますし、終了後には候補者の不安を少しでも和らげるようにメールでフォローも行いました。候補者の皆さんにもその思いはきっと伝わったはずです。 この「愛&ハート」が皆さんのお手元に行く頃にはマッチング結果は出ていると思いますが、“人事を尽くして天命を待つ”の気持ちでその日を迎えたいと思います。 EPAの取り組みについては次年度以降も実施していきますので、今後もその経過等をご紹介していきたいと思っています。外国人介護福祉士候補者の受入れ事務局長 高岡 順二8 2018 年2 月 233 号 愛&ハート