愛＆ハート235号 page 12/12

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【発　行】　社会福祉法人　全電通近畿社会福祉事業団〒553-0003　大阪市福島区福島3-1-73TEL 06-6458-5723Website　http://zendentu-kinki.jpFacebook　http://www.facebook.com/zendentukinkiE-mail　　 jigyodan....

【発　行】　社会福祉法人　全電通近畿社会福祉事業団〒553-0003　大阪市福島区福島3-1-73TEL 06-6458-5723Website　http://zendentu-kinki.jpFacebook　http://www.facebook.com/zendentukinkiE-mail　　 jigyodan＠silver.ocn.ne.jp【発行人】　理事長　嶋本 佳和「皆様の声」受付窓口全電通近畿社会福祉事業団では、社会福祉法第82条の規定に基づき、利用者家族の皆様等から「苦情」やご意見に適切にお応えするための体制をとっています。面接・電話・書面等どのようなかたちでも結構ですので、遠慮なく、お気軽にお申し出ください。■愛の家 ………………… 072-494-0123■あいハート須磨 ……… 078-737-2525■あいハート離宮前 …… 078-731-2130■事業団本部 …………… 06-6458-5723　愛＆ハート233号で、新たな人材確保の取り組みとしてEPA（経済連携協定）に基づくベトナム人介護福祉士候補者の受け入れ申請を行ったことについてご紹介致しました。　これまで候補者に向けた労働条件や研修体制の明示、現地説明会への参加等、2018年度の受け入れをめざして取り組んできました。今回は全候補者数195名に対して受け入れ求人数は750名で約4倍弱という高い求人倍率ということもあり、マッチングが成立して受け入れができるという可能性は高くはありませんでしたが、結果としてあいハート須磨で2名、あいハート離宮前で1名の候補者の施設への就労が決定しました。　候補者たちは5月下旬に日本へ入国し2.5ヵ月の日本語研修を終えた後、8月7日から施設において就労を開始します。3年後（2022年1月）には介護福祉士国家資格試験を受験することとなりますが、試験に合格しないと継続して就労することができないため母国へ帰国せざるを得ない状況になります。まず私たちが取り組むべきことは、「候補者たちが国家試験に合格して資格を取得すること」を目標に様々な面からサポートを行う体制を整備し実行していくことです。　施設内に学習場所を確保し、研修責任者1名、研修支援者2名を配置するとともに、日本語教師による日本語の学習指導（週1回2時間）、自習による日本語学習、業務の振り返り（週4回2時間）、その他介護技術や業務内容等の講習（月1回2時間）等を計画しています。又、日本語学習に必要な参考書、問題集、電子辞書等の学習に必要な教材も準備しています。　これら日本語学習や仕事面でのサポートだけではなく生活面においても、住宅や生活に必要な電化製品等の提供の他、ネット環境の整備や買い物の付き添い、職員宅へ招いての食事会開催等、メンタル面でのサポートも行っていきます。　候補者たちは家族と別れて、しかも遠く離れた異国の地で単身生活を送ることに大きな不安を抱いていると思います。施設の職員全員が同じ気持ちをもって候補者たちをフォローし、本来持っている実力が発揮できるような職場環境や生活環境を整えてあげることに注力したいと思います。　候補者たちが「あいハート」に来て良かったと思ってもらえるよう、そして介護福祉士国家資格試験に合格してずっと「あいハート」で働きたいと思ってもらえるよう、できる限りのサポートを行っていきたいと考えています。外国人介護福祉士候補者の受け入れが決まりました！事務局長 高岡 順二12 2018 年6 月　235 号　愛＆ハート