愛&ハート236号

愛&ハート236号 page 5/8

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 この夏は記録的な猛暑により、ご利用者様はもちろん、職員の体調も気になる夏を迎えています。水分補給は当然のことながら、食事をしっかり召し上がっていただいて、元気にこの酷暑を乗り切って頂きたいと感じてい....

 この夏は記録的な猛暑により、ご利用者様はもちろん、職員の体調も気になる夏を迎えています。水分補給は当然のことながら、食事をしっかり召し上がっていただいて、元気にこの酷暑を乗り切って頂きたいと感じています。 旬の食材を頂く事は、四季のある日本では理に適っていますし、身体とココロには何よりのご馳走です。健康に長生きする為には欠かせません。あいハート須磨の厨房では、季節の食材を取り入れ、春から初夏にかけては「そら豆のコロッケ」や「蛤と春キャベツのお好み焼き」、「空豆と海老のかき揚げ」を乗せた「天ぷら蕎麦」など、さまざまな新しいメニューを提供し、楽しみながら食べて頂ける様に工夫しました。ご利用者様は「これはなんやろう?」とお話されながら味わわれ、「そら豆の匂い苦手やのに、このコロッケ(や天ぷら)は全然匂いがなくて、食べやすい!美味しい!」と瞳をキラキラさせて喜んで下さいました。 そして夏バテ予防の定番はもちろん「土用の丑の日」に「うなぎ丼」です。同時にお野菜もなるべく沢山食べられるようにと、「新玉葱の丸ごと煮(肉味噌あん)」と「ゆずしめじ」をご用意しました。皆さま、ふわふわのうなぎとご飯を掻き込むように食べられ、箸を入れたらとろりと割れる玉葱は「一個丸々なんて食べられるやろか」といいながら、きれいに完食されていました。 ご利用者様に選択していただく「季節の献立」では「冷麺」が人気を集め、少しアレンジを加えて「赤玉葱の酢漬け」をアクセントに提供しました。「夏はやっぱり冷麺やね」「ツルツルといくらでも食べられそう」と会話がはずんでおられました。 あいハート須磨は「食べることは、生きること」をモットーに、これからも皆様に健やかに過ごしていただける食事作りに努めてまいります。 あいハート離宮前では入居者様に日々のアクティビティを職員が工夫をして実施しております。その中でも一人ひとりに合わせたアクティビティの実施は行えないものかと思い短時間でも行える「個別アクティビティ」を実施する事になりました。 日々実施しているアクティビティ内容はフロアによって異なり、合唱・転倒予防体操・リズム体操・魚釣り・輪投げ・ボウリング・ゲートボールなど身体を動かす体操系やゲーム感覚のアクティビティをご用意し、皆様にご好評をいただいています。その他に外部ボランティアさんに来ていただき、フラダンスや太極拳、アロマトリートメント、ブレイン体操、喫茶ひだまり、お茶会なごみ庵など幅広い内容のサークルを実施しています。 それでも一人ひとりに行き届いたアクティビティを充分に実施できていないという課題があり、職員が頭を悩ませていましたので、隔月で開催しているアクティブ委員会内で重介護者や認知症がすすんでおられる方のアクティビティの実施をどのようにしていけば良いか倹約をしました。 入居者様と関われる時間を確保して職員の業務の隙間時間に短時間でも良いので個別にアクティビティを実施して行こうという結論に至りました。例え数十分でも良いので側に寄り添いハンドマッサージを実施したり、立ち上がりを頻回にされる方には屋上へ散歩に出かけたりしました。昔の趣味の話や興味のある事を話題にして居室にて一対一でコミュニケーションを図るようにしました。まだまだ、実施出来る内容はあると思いますので職員一同、思考を凝らして皆様に喜んでいただけるようなアクティビティと個別アクティビティを実施して行きたいと思います。季節の食材で夏バテ防止!目指そう健康長寿!あいハート須磨 管理栄養士小川 環個別アクティビティについてあいハート離宮前 スタッフ竹内 光治愛&ハート 2018 年8 月 236 号5