愛&ハート237号

愛&ハート237号 page 4/8

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が前提であり、語られた事実や客観よりも「主観」に重きをおくことが求められます。 認知症を発症した人の場合、記憶や過去の出来事が不確かになっていきますが、ナラティブアプローチでは、本人が語る内容そのもの....

が前提であり、語られた事実や客観よりも「主観」に重きをおくことが求められます。 認知症を発症した人の場合、記憶や過去の出来事が不確かになっていきますが、ナラティブアプローチでは、本人が語る内容そのものが正しい事実に基づいているかどうかは問題になりません。本人が抱いている思いや感じ方、捉え方こそが重要となります。医療や介護の現場では、事実やエビデンスが重要視されますが、本来は、利用者のナラティブ(物語)に目が向けられていくべきではないでしょうか。 今年1月から事務所でお世話になっております。40代半ば、3歳児子育て中での転職でしたが、運よく採用していただき日々奮闘中です。 仕事は会計処理や請求業務など目と頭がクタクタになりますが、事務所や施設の皆様に子供のことまで気にかけていただき、不安なく、楽しんで仕事ができております。特に事務所内は40代で子育て中の先輩が多いので、お互い様といって休みも順番に取らせて頂き、子供と過ごす時間も作れるようになってきました。 この数カ月の間でも全体会議や組合の総会があり、その度に懇親会もあったので、他の部署の方ともお話することもでき、いい職場に出会えたと感謝しております。 8月の夏祭りでは南中ソーランをさせていただきました。メンバーが集まるかという不安がある中で始まり、仕事の合間を縫っての練習で、集合することもなかなかでしたが、本番は31名の職員が参加、踊りながら涙がでそうになりました。大人になってから職場で、こんな感動体験ができることも有難いことです。 また、毎日の楽しみのひとつが昼食です。栄養のバランスがとれたおいしい食事のお陰で体調もよく仕事も頑張れます。毎月、新メニューもあり、献立表を見てワクワクしています。 あいハート須磨へきて、たくさんの人に支えていただいて仕事ができています。これから私も職場の皆様、利用者の方々のお役に立てるよう努力していこうと思います。よろしくお願い致します。 来年の2月で入社して2年になります。今年の4月から入浴委員会の委員長を担当させて頂いています。日々の入浴に関する事の話し合い以外にも、サプライズ行事浴を6月、9月、12月、3月に企画し実践しております。今年は実行するメンバーをくじ引きでその4回のいずれかの担当になって頂くようにし、通常業務ではアクティビティな行事に参加できない職員にも参加してもらう事になりました。私は9月の秋のメンバーである4人のうちの1人に入りました。シフト上の出勤日等の違いからゆっくりと話し合える時間が持てない中、各自が振り分けられたことに責任を持って当日に向けた準備を行いました。 まず脱衣場の飾付を担当になった私は、秋をいっぱいに感じて頂きたいと思い、飾付には赤を基調とし、造花のもみじの色も赤の強いものを選んで散らばせました。行事浴では初めて生花を設えの中に取り入れましたが、生花の良さが損なわれずに秋らしさを増長させたいと思い、下に光沢のある布を敷く事にしました。また別の職員は灯りや虫の声などから秋の風情を醸し出す演出を考えました。念入りに外光を遮断したので、優しくゆらゆらと揺れる灯りをともすことができ、周りの装飾も綺麗に映えて見えました。もう1人の職員は虫の声のCDや湯舟に入れる乳白色の入浴剤を探してイメージにあった物を選んでくれていました。 当日入浴担当者から入居者様の感想を尋ねると、「久しく虫の声なんて聴かなかったから、珍しいね」と言う声や、脱衣場に入るなり「うわー」と第一声が飛び出し「綺麗ね、すごいね」と喜ばれていました。生花に手を伸ばされ直に触られ喜ばれるお姿や、ライトアップすると拍手をして楽しんでおられた事務スタッフ 春井 希実子職場との出会いに感謝あいハート離宮前スタッフ川島 千雅子秋を感じる行事浴を実践して4 2018 年11 月 237 号 愛&ハート