愛&ハート239号

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 年が明け、冬休みで外に出て体を動かしたい子ども達の初外出となった〝十日戎?と、毎年この寒い時期に地元の海岸で行われている〝海に吼える! 新春里海まつり?に行った時の様子をお伝えしたいと思います。  十....

 年が明け、冬休みで外に出て体を動かしたい子ども達の初外出となった〝十日戎?と、毎年この寒い時期に地元の海岸で行われている〝海に吼える! 新春里海まつり?に行った時の様子をお伝えしたいと思います。  十日戎では、初めて神社へお詣りに行く子どもが居たので、果たしてどのような反応をするのかを楽しみに参詣したのですが、意外と騒ぐことなく一人ひとり鐘を鳴らし、真剣な表情でお願い事をしていました。「何をお願い事したの?」と聞くと、にやけた表情で「内緒!」と微笑んでいる子どももいれば、「何をお願いしていいのか分からへ?ん」と悩む子どももいました。 お詣り後は、屋台でフライドポテトを購入し、みんなで美味しく頂きました。帰ってきてから「十日戎どうやった?」と聞くと、「人がいっぱいいてすごかった!」「また、行きたい!」という声が聞けたので、毎年の恒例行事として取り入れたいなと思いました。 次に、里海まつりに行った時の様子です。当日は、朝から小雨が降ったり止んだりという、生憎の天候でした。 寒稽古フェスタなので、柔道や剣道の寒稽古には最適なのですが、一般参加者にはあまりにも気温が低く行くのを迷うほどの寒さでした。しかし子ども達は朝から行く気満々だったので、中止にはできず行くことになりました。 会場に到着すると、大勢の人がいてとても活気がありました。地域の学生さんの吹奏楽演奏を聞き、空手の型を見たのですが、どちらもすごい迫力で、子ども達は、「すごい?」ととても興奮した様子で見入っていました。 しかし、みんなの心は屋台。時折チラッチラッと視線を向けていました。食べ物、民芸品、地域で採れた野菜等、たくさんの屋台が並んでいました。子ども達は、食べたい物を1つだけ選び購入し、「美味しい、美味しい」ととても嬉しそうな表情を浮かべながら食べていました。温かいうどんを買った小4の女の子は、まだうまく箸の使えない小3の男の子に食べさせてあげたりと、施設では見ることのない微笑ましい光景を見ることができました。 あまりの寒さのため、短い滞在でしたが、地域の方との触れ合いも多くあって、子ども達もいい経験ができたと思います。 今回、十日戎、そして里海まつりに行って、子ども達はとても喜んでいました。頻繁に行くことは難しいとは思いますが、これからも地域のイベントには積極的に参加し、子ども達に地域の方々と関わる機会をいっぱい提供してあげたいと思います。 又、地域の方々も「愛の家」に気軽に足を運んでいただけるよう、参加し易く、楽しく交流ができるイベントの必要性を強く感じました。 今回は、かがやきの生活介護について紹介したいと思います。 生活介護の目的は、障がい者の社会参加、自立の促進、生活の改善、身体機能の維持向上などで、障がい者支援施設や生活介護事業所等において日中時間帯に提供されるサービスのことです。 かがやきでは、軍手作業、牛乳パック作業、ゴルフボール作業、資源リサイクル作業、ティッシュ作業や珈琲店実習等の生産納品活動や、ヨガ遊び、喫茶活動、散歩や買物等の外出といった創作余暇活動が行われています。愛の家きぼうスタッフ 高松 廉地域との繋がりかがやきスタッフ 井田 匡英生活介護について2 2019 年2 月 239 号 愛&ハート