愛&ハート239号

愛&ハート239号 page 5/8

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ぎやかになった皆さんと、本宮前で記念撮影です。『ハイ皆さん笑って?1足す1は?』、『に!(笑顔)』、『3ひく1は?』『に!(笑顔)』、『1000ひく998は?』『何べんやんねん!もぉええわ!(笑顔)』お帰り前....

ぎやかになった皆さんと、本宮前で記念撮影です。『ハイ皆さん笑って?1足す1は?』、『に!(笑顔)』、『3ひく1は?』『に!(笑顔)』、『1000ひく998は?』『何べんやんねん!もぉええわ!(笑顔)』お帰り前には社務所で御神籤を引いたり、お守りを物色。『いいお詣りやったね.』、『天気も良かったし!』『普段の行いがええから♪』と、帰りの道のりもまた、にぎやかな南町一同なのでした。西須磨あんしんすこやかセンターに、新しく保健師として着任してから、早2か月が経とうとしています。この間、職場の諸先輩方、また、西須磨地域の方々に、本当に温かくご指導をいただきました。感謝の念に堪えません。私はこれまでにも、長く、主に高齢者の方に関わらせていただく仕事に携わってきました。私の辛い時や体調がふるわない時には、必ず気付いて、そっと温かい言葉をかけてくださった多くの人生の先輩方、また、病気でご自身が辛い時にも、いつも笑顔で接して下さった方々。お一人お一人、思い出す度に、今でも胸が熱くなります。ご縁があって、この度、西須磨地域の方々と、共に過ごす機会をいただきました。これまでの職業人生の中での感謝を、今度はこちらでお返ししていきたいと思っております。私の好きな言葉に、「行く言葉が美しければ、返ってくる言葉もまた美しい」というものがあります。「お会いできて嬉しいです」、「ご親切ありがとうございます」、「楽しい時間をありがとうございました」、こういった言葉を、これから出会う皆様、お世話になる皆様に、お返ししていければ、これほど嬉しいことはありません。一生懸命、頑張りますので、ご指導よろしくお願いいたします。あいハート離宮前の正面玄関を入ると、そこにはラウンジが広がっています。わたしがいるのはそこではありません。入ったその左手にあるパントリーのカウンターの上の水槽の中です。こじんまりとした佇まいですが、毎日自由に泳ぎ回っています。そう、わたしはメダカです。ここが私の住まいです。入居者の方々に、生き物に触れる機会をもっていただきたい。毎日の生活の中で、例えほんの僅かな瞬間でも楽しみと喜びとを感じていただきたい。と、ある職員のそういった想いから、平成29年にメダカの水槽が設置されました。水質維持のための水の交換や生体の管理はこの職員が1人で行っていますが、日々の餌やりは介護職員が中心となり、ときには宿直職員や事務所の職員など、皆でお世話をしています。メダカと言っても昔ながらの黒メダカではなく、観賞用に改良された見た目にも楽しめる子たちです。赤やオレンジや白や青、色鮮やかでぷっくりとしたその姿は本当にかわいらしいものです。初めのうちはご入居されている皆様に知っていただくため、なにかあれば一階にお誘いして鑑賞していただいたものです。今でこそ当たり前になった彼らですが、初めのうちは皆様興味深々に観ておられました。水槽の中にいるのは、前から知っておられるような黒い姿のメダカではないからです。色鮮やかに泳ぐ姿を観ても、メダカだと分からなかったかもしれません。今では立派に離宮前の一員となっています。あいハート離宮前に来られた際には、事務所前で足を止められてそのままお帰りになられたり、すぐにエレベーターへ向かわれるだけでなく、ぜひ私たちにも会いに来てください。そのときは、かわいくヒレを揺らしてお迎えさせてもらいます。職員とともにお待ちいたしております。あんしんすこやかセンター保健師林直生着任のご挨拶あいハート離宮前主任國松映二メダカ愛&ハート2019年2月239号5