愛&ハート241号

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Business report1.利用者等への対応の充実と情報発信(1)〝声?の収集と課題の解決・職員面談は、上期は通常面談、下期は1回のみですが対話会形式(聞く側4名:発信側7名)にて行いました。初の試みで良し悪し....

Business report1.利用者等への対応の充実と情報発信(1)〝声?の収集と課題の解決・職員面談は、上期は通常面談、下期は1回のみですが対話会形式(聞く側4名:発信側7名)にて行いました。初の試みで良し悪しはありましたが、活発で前向きな意見交換ができました。継続的に開催していきたいと考えます。・お客様の声については9件でした。地域の方からは、〝自転車飛び出しによるお怒りの声?と〝台風による飛来物を除去してほしい?の2件でした。他の7件は保護者からで、1件は職員間の連携ミスによるもの、1件はグループホームの電気代の差額調整により追加徴収が発生したことに対するもの、残りは職員のちょっとした気遣いや丁寧さがあれば防げたのではないかと思われるものでした。・〝声?に対する改善取り組みについては、大阪府社協運営適正化委員会福祉サービス苦情解決小委員会による事業所巡回調査にて、地域の代表者(第三者委員)を交えた会議も開催していてうまく機能しているとのお言葉をいただきました。(2)積極的な情報提供・年度当初(4月10日)の保護者会総会にて、今年度事業計画を説明しました。毎月の通所事業所の保護者会及び保護者会役員会においても、事業や予算の進捗状況・事故発生状況等について、適宜伝えてきました。・健康状態や施設及び学校での様子を記載した「通知表」と、毎月のトピックスや行事等のお知らせを記載した「愛の家だより」を毎月発行し、帰宅時に保護者の方にお渡ししました。帰宅されなかった方には郵送させていただきました。2.安心で信頼されるサービスの提供(1)安心・安全な食事の提供・アレルギー食の誤提供はありませんでした。・児童については、食事はもちろん〝手作りおやつ?においても、アレルギー食材回避のため一人だけ別メニューということがないよう栄養士に依頼するとともに、栄養管理委員会メンバーにてメニューチェックを行い、同一メニューでみんなが楽しく食事ができるよう心掛けました。・定期的な食事アンケート以外、常に意見要望を聞くことができるよう、食堂に意見箱を設置しました。・厨房業務の委託初年度ということで様々な特別メニューが登場し毎回好評だったのですが、節分の日に工夫して提供していただいた〝鬼の顔をデザインしたチラシずし?だけ、やや不評(残食多)でした。(2)信頼性の向上・マニュアルPTのメンバーが中心となって、標準(共通)マニュアル、虐待防止マニュアル、事故発生時の対応マニュアル(外傷・窒息・発作・発熱)、防犯対策マニュアルについて整備しました。・介護福祉士資格については、実務者研修費用の補助を受け1名が合格しました。・セキュリティに関する事故(ウィルス感染や情報漏えい等)の発生はありませんでした。(3)事故防止の取り組み・安全衛生委員会メンバーにて、5月(グループホーム)、7月(愛の家)、9月(工房みさき)に職場巡回を行いました。第3者が巡回点検することで、何げなく見過ごしていた不安全な個所にも気付くことができ、ケガ等の発生を未然に防ぐことができました。・3月、緊急一時保護で受け入れた利用者さんの無断外出が2週連続で発生しました。幸い無事に発見され保護されましたが、1回目の教訓が生かされなかったのが残念です。・食べ急いで喉に詰まらせかけたということが1回ありましたが、誤嚥につながるような事故はありませんでした。帰宅中に、ヘルパーと外出していた利用者さんが誤嚥(一過性の誤嚥性肺炎との診断)によって救急搬送されるといった事故がありました。同様の事故を発生させないよう、事故事例として職員周知を行いました。3.安定的で継続性を持った経営(1)安定した施設の運営・職員の確保に向け、大阪(前年3月・7月)、和歌山(11月・12月)の各就職フェアに参加し、計25名(今春卒18名・既卒7名)から求職票をいただきましたが、見学者は1名のみで、採用に結び付けることができませんでした。今春3月、和歌山で開催された就職フェアでは、計12名(来春卒5名・既卒7名)から求職票をいただき、1名についてはすでに採用面接を行い、採用内定通知を行いました。引き続き、和歌山エリアを中心に求人活動を展開していきます。・資金収支実績表の項目について理解を深め、部門毎に毎月の収支を意識するようになり、収支差額の黒字化に向けて頑張ってくれました。・入所を前提とした短期入所で2名を受け入れ、その後入所になりましたが、同時期に長期入院からの退所が2名続いたため、収入増には結び付きませんでした。(2)職員の育成・毎年複数名採用しているN福祉専門学校から新規卒業生を2名(4月男性・7月女性)採用し、児童部(きぼう)に配属しました。幸い大きな事故にはつながらなかったのですが、女性職員については服薬ミスや扉の施錠忘れが続くなど育成に少し時間はかかりましたが、今ではきちんと仕事を愛の家愛&ハート2019年6月241号3