愛&ハート242号

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だき、「私にも作れた」という喜びや達成感を味わっていただけるように努めています。作業中はお茶を飲むのも忘れて、集中して黙々と作る方。お隣同士、仲良く相談しながら作業を進める方などさまざまですが、和気藹....

だき、「私にも作れた」という喜びや達成感を味わっていただけるように努めています。作業中はお茶を飲むのも忘れて、集中して黙々と作る方。お隣同士、仲良く相談しながら作業を進める方などさまざまですが、和気藹々と楽しく作業を進め、出来上がると満面の笑みを見せて下さいます。「いいのが出来た」「孫にあげるの♪」と嬉しそうにされ、出来た作品を見せ合いながら、好きな方同士の社交の場となっています。これからも皆さんに喜んでいただけるデイサービスを目指して頑張って参りますので、宜しくお願い致します。平成30年8月よりあいハート須磨でお世話になっています橋本裕弥(はしもとゆうや)といいます。神戸市出身の31歳です。以前は須磨区のデイケア、デイサービスで働いていたこともあり、須磨の地域には不思議な縁を感じています。私は元々介護の仕事に対して「きつい、しんどい」といったマイナスなイメージを抱いており自身が介護の業界で仕事をすることは想像もしていませんでした。そんな中、家の近所にあるといった安易な理由からデイサービスで介護職のアルバイトを始めました。仕事の中で、わずかの支援であっても「助かったわ。ありがとう」と何度もお礼の言葉をいただけました。やりがいを感じたことと同時に、ご利用者様は私が当たり前にしていることに、しづらさを感じることがあるのだと思いました。またデイサービスの職員としては、ご利用者様の様子を、ご利用いただいている時間内でしか把握出来ませんでした。在宅介護に携わっている意識を持っている一方で、自宅で過ごす利用者様、ご家族の苦労や困りごと、またお気持ちの変化をケアマネジャーという立場から経験してみたいと思うようになり、ご縁があり入職することとなりました。1年はあっという間に経過し、丁寧に指導していただいた先輩方のおかげで不器用ながら仕事に取り組めています。まだまだ知識不足のこともたくさんあり、挨拶の際には「ケアマネジャーの橋本です」と自身で名乗る際に控えめに発言しています。いつかその言葉を躊躇無く伝えられるようになり、ご利用者様の気持ちに1番に寄り添えるようなケアマネジャーになりたいと思います。あいハート離宮前の事務所は、1階の正面玄関を入って右側にあります。事務の開け放したガラス窓からは、実に多彩で素晴らしい風景を見ることができます。今は8月に行われる納涼祭に向けて準備が始まっているので、フロントに赤と白の提灯がいくつもぶら下がっているのが見えます。今年の納涼祭には日本民謡の奥須磨会の方々が来られるとのこと、どんな納涼祭になるのか今から楽しみです。そのあとにも、キッズのフラダンスや花火大会など、夏の季節を色付かせる行事が目白押しとなっています。そんな行事にいつも聞き耳を立てながら仕事をさせていただいていますが、時折居ても立っても居られなくなり覗かせていただくことがあります。ご入居者様の方々の本当に楽しんでおられる姿が垣間見えたときは、とても幸せな気分になります。また、1階には機能訓練用のリハビリ機器が置いてあるのですが、ご入居者様が毎朝、毎夕下りて来られて運動をされている姿もパソコンで仕事をしている私の視界に入ってきます。90歳を優に超えられた方が、熱心に取り組んでおられる姿を拝見していると、自分だったらとても真似はできないと敬服せずにはいられません。事務所に訪ねて来て話かけてくださるご入居者様もいます。昔話を聞かせてくださり、大変な時代を生きて来られた大先輩にも関わらず、若輩者の私にねぎらいのお言葉や感謝のお言葉を必ずかけてくださいます。そんなご入居者様の方々と関わることができ、勉強させていただくばかりで申し訳なく思うと共に、もっと精進しなければと襟を正す毎日です。▲事務所からの風景■あいハート離宮前事務スタッフ佐野京子事務所からの風景■居宅介護支援事業所ケアマネジャー橋本裕弥入職して1年愛&ハート2019年8月242号5