中期ビジョン
昭和46年(1971年)に設立された「全電通近畿社会福祉事業団」は、令和3年(2021年)1月には節目の設立50周年を迎えます。
「知的障害者施設愛の家」の設立から始まり、これまでの間、「特別養護老人ホームあいハート須磨」、「介護付有料老人ホームあいハート離宮前」など、情勢の変化や時代のニーズを見据えながら、さまざまな福祉事業を展開して参りました。
近年、少子高齢化が更に進む中、税と社会保障の一体改革により、介護・医療・年金を柱とする社会保障制度は大きく変革しており、直接影響を受ける福祉業界は益々厳しい経営環境に置かれています。
一方で、平成28年の社会福祉法人制度改革により、一層の経営組織のガバナンス強化や事業運営の透明性などが求められるようになりました。
社会福祉事業の主たる担い手として、法人にふさわしい事業を確実にかつ適正に運営するため自主的にその経営基盤の強化を図ること、また、その提供する福祉サービスの質の向上や事業経営の透明性を向上させることが必要です。
そこで、法人設立50周年を目前にし、法人の目指す将来の具体的な姿勢を明確にするため、中期ビジョンを策定し、その実現に向けて取り組んでいくこととします。
コアビジョン
新たな50年に向け、発展する組織、成長する職員であり続けます。
サブビジョン
1
変革を推進します[Change]
変革を推進することで、様々な環境変化に適応します。
・新しい制度や技術、方法等を積極的に取り入れます。
・従来のルールや方法を継続的に検証し、必要な見直しを実行します。
2
質の向上を実現します[Quality]
■業界最高水準の労働環境・条件を目指します。
■業界最高水準のサービスを目指します。
■地域包括ケアシステムの充実に貢献します。
■高い規律性や倫理観を持った法人運営を行います。
3
創造力を発揮します[Creation]
変革を推進することや、様々な人々の人生(生活)の質を向上するために必要なサービスやスキームを創造します。